2022年12月10日にマレーシア国立サバ大学で、ISTR Asia-Pacific Regional Conference 2022というヨーロッパのNPO学会のアジア太平洋大会で、研究発表とモデレータを行いました。他大学の先生の誘いではじめて参加する学会でした。
Organization and Leadershipのセッションで、ボランティア活動に関する発表をしたのですが、今のところ、女性よりも男性の方が年代に関わらずコンスタントにボランティアを行う傾向があり、女性の方がライフイベントの影響によりボランティア活動の参加率の昇降が著しいと明らかになりました。今後は、フロアの先生方から頂いたコメントを基により論点をクリアにしていきたいと思います。
研究発表の当日朝に、もともと予定されていたモデレータの欠席が判明したため、急遽私がピンチヒッターを務めました。本学会の性質上一つのセッションの中でもディシプリンが異なる発表が組まれることから、モデレータはフロアからの質問も踏まえつつ議論の交通整理をし、適宜建設的なコメントをしなければならないという点で、大きなプレッシャーを感じました。とはいえ、国際学会では初めて務めたモデレータの役割からは、大変良い刺激と経験を得ることができました。