3回生ゼミでのキャリア支援企画第1弾:わかせん×OICキャリアオフィス

7/4(月)の3回生ゼミは、京都市わかもの就職支援センター(わかせん)と本学OICキャリアオフィスとの共催で、グループ・ディスカッションを行いました。これは前期総括の一環とキャリア支援を兼ねたものであり、学生の能動的インプット/アウトプット促進をねらいとして実施しました。京都市わかもの就職支援センターからは林由起さまと古川友美さま、OICキャリアオフィスからは小林大輔課長補佐が、小島ゼミ所属学生のために企画・協力いただき、当日はコーディネーターとしてご登壇、また、議論をリードしていただきました。

学生たちはランダムに割り振られた少人数の班に分かれ、コーディネーターから与えられた課題に対し、班の最終案を発表します。この過程で、難解な用語の意味を班全員で把握したり、発表時の説得的な構成や話し方を工夫したり、あるいは、異なる意見を持つ仲間のアイデアに感化されたりと、チームメンバー相互で大いに刺激を受けていました。最終案の発表後には、林さまと古川さまから個別学生にいただいたフィードバックを通じて、自分の個性や強み、振る舞い、などを客観的に確かめることができたようです。

授業終了後のアンケートでも、学生たちの満足度が伝わってきました(4.92点/5点満点)。具体的に、「とても楽しく貴重な経験をさせていただきました」、「自分の強み弱みを知ることができ、自信に繋がった」、「丁寧なフィードバックをいただき、自分では気づいていなかった部分までグループ・ディスカッションの評価を聞くことができたことが良かったです」、「しっかり発言しつつ、話し合いを進行する人のアシストがうまくできるようになりたいです」、といった感想が集まりました。

本企画の実現のために、林さま、古川さま、小林課長補佐には2か月にわたるご準備にご協力いただきました。林さまの明快な話しぶりや古川さまのきめ細やかなアドバイスを拝見し、私自身、今後の授業運営上学ぶところ大でした。小林課長補佐には、学生が伸び伸びと学べるよう、企画立案から演出に至るまで細部に至るまでご支援くださいました。おかげさまで本企画は、進路・就職の支援という範疇を超えて、学習意欲の向上、知識・経験の活用、仲間との助け合い、といった様々な学習効果をもたらしました。