ARNOVAでの研究発表

非営利組織研究の国際学会であるARNOVAの年次大会が2020年11月13日にオンラインで開催され、私はジェンダーに着目したボランティア研究の発表を行いました。二年ぶりでしたので、喜びもひとしおでした。

私が発表するセッションは日本時間の深夜に当たったため、睡魔と戦いながらの発表となりました。質疑応答はすべてチャット形式で行われたのですが、様々なオーディエンスから質問が矢継ぎ早に飛んできたため、英文で即時に応答するのは本当にタフでした。さらに、チャット文章以外の情報がないため、質問の意図を斟酌するための情報が不足していたというのは、オンラインならではのチャレンジだなと感じました。必死に返答はしましたので、うまく伝わっていればいいのですが。

アメリカに行かずに国際学会での発表ができたことで、極東に住んでいる私には、生活リズムを変えずにできたというメリットを感じました。他方で、対面だったら自分の研究発表以外に様々なネットワーキング等を通じて圧倒的な量の情報と刺激を得られたかと思うと、少々心残りがあります。インディアナポリスの写真を見て、来年度に向けて精進します。